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2010年05月 アーカイブ

ヨーロッパの常識・・・二階列車、床列車

郊外に住む人は座って通勤、こちらでの常識である。

東京は山の手線の10号車のように、座席もたたんで全員が立ったままの満員電車など、決してヨーロッパにはありえない。


乗客が多ければ、座席を増やす。

そこで、二階建てにしてスペースを確保する発想が生まれた。

満員電車が走っているのは、ホームや車両に限界のある地下鉄くらいだろう。

一方、郊外電車の乗り入れてくるパリの高速地下鉄では、二階建ての車両も使われていて、ゆったりとしたスペースで通勤することができる。

二階の通勤電車は、日本では湘南方面でわずかに見られる程度だ。

ヨーロッパの常識・・・二階列車、床列車2

フランス、スペイン、オランダ、ドイツ、イタリアなどでは、各駅停車の二等車両にも使われている。

ただし、どの都市に行ってもバスは二階建てなのに、イギリスには二階列車は走っていない。


日本では、グリーン車や特急の特別車両にはよく使われて、奇妙なエリート意識をくすぐる分、別途料金が必要となるが、ヨーロッパの二階列車は特別ではない。


だから、めずらしがって二階に駆け上がる人もいないし、下の窓からホームを覗き上げる邪心も起こらない。

むしろホームが低いと、風景に違和感が生じない。

下階から眺めたホームの光景は、日本の通常の車窓から見渡したようすとほぼ同じくらいのアングルだろう。

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