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2010年06月 アーカイブ

ヨーロッパの常識・・・二階列車、床列車3

床が低い分だけ、ホームからの乗降はしやすい。

近距離の乗客は、一階席を使うようである。

そこから四段ほど登って、通常の床と同じレベルの台車上の空間を好む人もいる。

個室のように落ち着ける上でも下でもないスペースも捨てがたい。


上階には比較的遠距離の乗客が乗り込んで窓外の景色を楽しんでいる。

乗降ドアは、一般の客車と違って両端になく、台車上の連結側の床と低い床との間に、左右それぞれ設置されている。


ドアばかりの日本の通勤電車ほどではないが、ホームで待つ通勤客の目の前にドアが来るように、配置のバランスが偶然保たれる結果となっている。

しかも、デッキはホームとの段差が少なく、そこには二枚ずつ両側に開く広いドアが設置されている場合が多いので、スムーズに乗降できる。

ヨーロッパの常識・・・二階列車、床列車4

ヨーロッパのドアは、下車の際、堅いレバーを手動で持ち上げるか、あるいはボタンを押して開く半自動式だ。

しかし、発車時は大方は自動で、ゆっくりと動き始め、そのあと急にぴたりとくるエレガントな閉まり方をする。

ところで、イタリアの通勤路線やローカル線の各駅停車には、他の国にはない風変わりな列車が走っている。

二階列車によく似た一階部分の床が低い車両による低床列車だ。

二階列車の二階部分がなく、中央の客室部分がデッキと同じく低いままになっている。

そのため、車体の中央は、低い位置にのみ窓が並ぶスタイルになっている。

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